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ムラカミヴェルサイユ


日本美術史においても世紀の展覧会といって、間違いないでしょう。とにかく、偉業を成し遂げた村上隆氏に敬服の気持ちでいっぱい。そして、贅をつくした装飾芸術にひけをとらない村上作品の美術工芸品としての美しさも認識できる、空間体験でした。上記のインタビューは、ほぼすべてを氏が語ってくれた、ラッキーとしかいいようがない希有な1本です。

帰り際、たまたま市内のエマニエルペロタンギャラリーで、再び村上氏と再開。原点とも言える、1991年頃の青一色の抽象画作品の頃の話を伺って、ヴェルサイユへの道のりの険しさの一端に触れました。現在、エマニエルペロタンギャラリーでは、リ・ウファン氏の作品とともに、1室に1991年の抽象画作品が展示されています。いわゆる「村上ワールド」ではない作品です。氏によると、本来抽象で行きたかったと。

エマニエルペロタンギャラリー

ヴェルサイユ見るなら、必ずこちらも見てほしい、アーティストにとって非常に重要な作品があります。
by wdbear | 2010-09-19 02:42 | アート
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